ミニトマト
ナス科 ビタミン豊富なトマトは、夏の代表的な野菜。近ごろは年中トマトを買うことができるが、 夏の盛りに採れた新鮮なトマトの、あの甘酸っぱさを思うと、冬のトマトなど、まったく別の野菜 かと思ってしまう。 うちの娘は子どもの時からトマトが大好物だったが、夏には親の分まで食べてしまうのに、 冬はあまり手が出なかった。子どもの舌は正直なものだとつくずく思ったものである。 トマトは疫病や虫害にやられやすく、無農薬で栽培するのはまず無理だけれど、 ミニトマト(一口トマト)は比較的作りやすいとのことで、私はもっぱらこれを作っている。 4月下旬から5月上旬に苗を買ってきて定植しても良いのだが、 「農薬を使わない家庭菜園」(本橋征輝著、家の光協会発行)という力強い指南役を手に入れてからは、 これを参考にして種子を直播きして育てるようにしている。 直播き栽培は直根を切らず、生命力を強めるそうだ。
〔ミニトマトの栽培〕
連作はきかないので、少なくとも3年間はナス科植物(なす、ピーマンなど)を作ったことのないところ を選ぶ。土をできるだけ清潔にして穴あきポリマルチを敷き、 60cm以上の間隔をおいて3-5粒ずつ種子を播き、ビニールトンネルを掛ける。 ビニールトンネルは穴のあいたものがよい。 5月中旬、トンネルを外すまでに苗を間引いて2本にする。 トンネルを外したら雑草を取り除き、苗を1本にして、合掌支柱を立て誘引する。 側枝は、目線の高さに至るまですべてかき取る(品種によっては側枝をかかずに放任する)。 ウイルス病株を見つけたら、早めに抜く。 花房を次々につけ、実を結ぶので、赤く熟したら収穫する。 指でつまんで起こすようにすると簡単にもげるが、大量にできるので 収穫時は嬉しい悲鳴をあげることになる。
〔97年の栽培記〕 品種:プチ
4月12日播種、ポリマルチ、ビニールトンネル。
〔ミニトマトの料理〕 もちろん生食に限る。丸のまま、あるいは半分に切って、サラダに使う。 |
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